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博多遺跡群(袖の湊はいずこ?)

清盛が神戸の湊よりも先に築いたとされる、「袖の湊」。

しかし、袖の湊は正確な位置はおろか、今はその存在すら疑問視されている幻の港。

その手掛かりになりそうなものが、福岡市埋蔵文化財センターにありました。

博多駅の北側に広がる遺跡群には、弥生時代から現代にいたるまでの遺構が層状に重なり、平安時代後期の地層からは大量の輸入土器が出土しています。

第56次調査では、木箱状の中に600個以上の白磁や陶器が発見されたほか、銅銭なども出土しています。

第14次調査では、港に着いた宋からの貿易船が、陸揚げの時に壊れてしまった白磁を波打ち際に多量に捨てたものが見つかったものだと考えられていました。

この博多遺跡群から出土された白磁は多くが重要文化財に指定されているため、同センターで直接見ることはかないません。

​しかし、申し出れば、発掘調査の仕様を閲覧することができます。

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