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厳島神社
京都御苑の九条池のほとりには、清盛と深いゆかりのある厳島神社が建てられています。

安芸の国の厳島神社を深く信仰していた清盛は、摂津の国へ厳島の神々を勧請していました。
この厳島神社は、それを平家の鎮守社として九条家邸内へ遷座し奉ったものです。
祭神は、市杵島姫命、湍津姫命、田心姫命、そして清盛の母である祇園女御となっています。
清盛は母を三柱の女神様と共にお祀りされたのですね。

さて、厳島神社のこの鳥居ですが、「唐破風型の鳥居」といって京の三珍鳥居のひとつとされています。
笠木(鳥居一番上の部分)と島木(笠木のすぐ下に重なっている部分) の曲線が破風に似ていることからこのように呼ばれているそうです。
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